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双方にメリットを誰よりも早く。

2012年07月12日(木) 21:36

●質問
目の前に、ファミリーマートとローソンがあったら、どちらを使いますか?
この答えにファミリーマートと答えた方の多くの理由が「Tポイント」というキーワードを含んでいるのではないだろうか。私もTSUTAYAカードを持っているが、現在、このカードを持っている人は約3800万人で日本の人口の3分の1である。このTSUTAYAのすごいところは、やはり、このTカードの存在だと思う。このTカードをここまで日本中に流通させたCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の増田社長の手腕は世界的に見てもスターバックスの社長同様にカリスマであると思う。私が今回とても気になったのは、このTカードの強さだ。

Tカードがもたらすメリットは以下の3つの立場から考えることができる。
1つ目は、「所有者」・・・Tカードを持っている所有者は「Tカードのポイントが貯まることで、TSUTAYAにて割引価格でレンタルできる」というメリットがある。
2つ目は、「提携企業」・・・このTカードを提携している企業、すなわち、「ファミリーマート」「エネオス」「ガスト」をはじめとする80社(4万店舗)は、Tポイントを貯めたい消費者を呼び込むことができるため、利益が上がる。また、Tカードに含まれる個人情報を入手することができる。
3つ目は、「CCC」・・・利益向上、知名度向上というメリットがある。

つまり、このTカードの存在は、この3者双方に極めて高い価値がもたらされるわけだ。こういう関係性をもたらすことができると、ビジネスにおいて非常に強い力を持つことができることは言うまでもない。つまり、皆が皆、このTカードを介してあらゆるメリットを手に入れることができるわけだ。

さて、仮にTSUTAYAのようなレンタル店が新規オープンした場合、TSUTAYA同様にポイントカードを流通させることはできるだろうか。かなりミッションインポッシブルだと思う。まず第一に、既にTSUTAYAの知名度は日本中に広まっており、3人に1人はTポイントの会員だ。さらに、80社の企業が、知名度も信用度もブラント価値も高いTSUTAYAと提携している(いまでは、コンビニでレンタルを返すことができる)。こういう状況で金も信用もない新規レンタル店がTSUTAYAに勝つことはできるだろうか。もはや不可能だろう。ここで言えることは、何事も「先手必勝」ということだ。もはや、ここまで大きくなったブランドに勝てる者はいない。限りなく少ない確率ではあるが、勝つためには、既に信用度もブランドも確立されている企業がTSUTAYA以上にメリットをもたらすレンタル店を急速に作ることといえるだろう。

今回、私が最も感じたことは、双方に利益のでるビジネス・企画を誰よりも早く行動に移すことで、大きな成功を得る可能性が高いという学びだ。これはビジネス以外にも言えることだが、双方にメリットのある事は誰もがそれを望んでいる。これは人間でも同じだ。この人と付き合うと、こういう利益があるから、関係性を持っておこう、と考えることは決して冷たいことではなく正論だと思う。この人と関係を持っておくと、関係を持っていないと実現できないことは実現できる、という評判が立てば、「これはあの人の得意分野だ。ぜひ、関係をもっておこう」というある種のブランドができる。こういうブランドをもっている人間と持っていない人間とでは、長いスパンでまったく違う世界を送ることになるだろう。

増田社長は「人々のライフスタイルを変えたい」と言ってTSUTAYA1号店を始めた。本当にかっこいい人だと思う。もっと感じたことは、机上の空論で「こうやればうまくいくよ。こうやれば失敗するよ。こうすればいいのにね」などと意見を言うだけで、実行に移さなければ、その発想にはなんの価値もなく、ただの雑音になるだけだ。増田氏は、発想を価値に変えた数少ない人である。
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