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メディアは日本人の『薬』か『毒』か

2011年03月21日(月) 17:49

以前、『時間に厳しい』ルールが日本人をヒステリックにさせており、これらは決して本能的なものではないと「ここ」で述べたが、この考えに変わりはない。日本人が朝から卑屈な顔で、下を向いて歩いている姿勢は世界の七不思議ではない。「時間に厳しい」というルールがそうさせているのである。今回は、これに付け加え、『メディア』の影響力について述べる。日本人の価値観の構築に、いかにメディアが影響を与えているか。また、これを述べる際、必ずバイアスが混じってしまうのは残念ながら事実である。そのため、なるべく偏見を含めず、客観性を重視して述べることを努力する。

今回は、「ルール」については省き(すでに述べたため)、「メディア」の影響を中心に考察していく。
まず、あなたにとって「普通」とはなにを意味するだろうか。いや、こう質問したほうがいいかもしれない。あなたにとって、「普通」の定義はなにか。物事には定義があり、この世に定義のないものは存在しない。ちなみに、
人間を定義すると以下のようになる。

●法律的
私法上の権利・義務を有することができる地位を有する主体のことを指す。自然人(natural person/natürliche Person)と法人(judical person/juristische Person)の2種類がある。物と対置される。

●生物学的
生物学におけるヒトとは、生物の一種であり、動物界後生動物亜界脊索動物門羊膜亜門哺乳綱真獣亜綱正獣下綱霊長目真猿亜目狭鼻猿下目ヒト上科ヒト科ヒト下科ホモ属サピエンス種サピエンス亜種に属する種である。

さて、果たして、現実世界の中(日常生活)で、人間を『動物界後生動物亜界脊索動物門羊膜亜門哺乳綱真獣亜綱正獣下綱霊長目真猿亜目狭鼻猿下目ヒト上科ヒト科ヒト下科ホモ属サピエンス種サピエンス亜種に属する種』と捉えて生きている人がどれほどいるだろうか。この分野の専門家や、相当の変人でない限り、このような定義を知っているはずもないであろう。今私は、「変人」と言う言葉を使ったが、先の定義を認識し、生きている者は「変人」であろうか。たしかに、今私はこれを「変人」と書いた。さあ、あなたはどう捉えるだろうか。・・・では、
私があなたの考えを透視して結論を述べよう。これは確実に「変人」である。

では、なぜ、私はこれを「変人」と捉え、あなたがこれを同じものと認識したことを透視できたのか。別に説明する必要性もないだろうが、いわゆる「勘」である。そして、この勘とは『経験』から培われた『常識』(良識)を基準としている。我々は日常生活の中で、このようなメカニズムにて、即ち、

なんらかの事象に対し→『経験』=『常識』=『勘』=『解』

という順序を立てて、自分なりの答え(解)を出しているのだ。これらはほとんど無意識的に行われているものだが、明らかに後天的に身につけたものと言える。そして、この「順序立てのプロセス」および「結果(解)」が、その人の『価値観』であり、行動基準の軸となる。そう考えると、人々の出す答えは千差万別になってもおかしくない。だが、実際はどうだろうか。微小のずれはあるものの、全く異なる解がでることはほとんどない。それは、0を加えた掛け算に似ている。XさんがAという経験をもとに、Bという常識を生みだし、Cという勘にたどり着いたところで、なんらかのfactorである『0』が積算されてしまえば、(A+B+C)×0=0(factor)になってしまうのだ。すなわち、どんな経験に基づく常識から生み出された勘であろうと、factorに影響を受けてしまえば『同じ解』になってしまうのである。そして、ここでいう『factor』こそ『メディア』なのだ。

メディアの影響はとてつもなく大きい。今回の東北地震においても、もしメディアがなかったら、死者はもっと桁外れに増えていたはずだ。メディアというトゥール(ツール)は、とにかく影響力が大なのだ。人々がどんな勘を働かそうと、津波が来ると言う第3者からの因子があれば、当然、人々は「逃げる」という行動にでる。これはメディアなしには起こらなかった現象だ。ある意味で人々の行動を『コントロール』しているものと言える。
たしかに、今回のような大地震を事前に知らせると言う意味におけるメディアの役割は不可欠であり、誰もメディアの存在を否定はしない。しかし、メディアの顔には裏がある。私が問うているのは『裏』の顔であるメディアの恐ろしさのことなのだ。結論から言おう。

メディアは『日本人の価値観を統一している』

統一とは言い換えれば、その人間としての個別解を同じにしてしまうことを意味する。これは多数決などで生じる認知的不協和などの表面的な圧力とは全く異なる。無意識のうちに自らの価値観に『×0』をされているようなものだ。そのため、本人は自覚しないうちに、factorが積算されてしまい、都合の良いように使われてしまう運命をたどる。私はいままでにそういう人を何人も見てきたし、私自身も同じようなfactorに影響を受けそうになったことがある。それは言いかえれば『支配される』ことを意味する。この現象がもっとも躊躇なのは『思春期』である。思春期とは「人間の生殖機能、生理機能が成熟し、心身ともに子供から大人に変化する時期」のことで、もっとも『個の価値観』が変化する時期である。あなたも経験があるだろう。久しぶりにあった友人が思春期を超えた時期から性格が変わっていたり、知り合いの子供がいつのまにか不良になっていたり。だが、これは『第2次性徴』という自然な反応であり、この期間に大きく人間性が変化するのである。そして、繰り返しになるが、この期間、すなわち『思春期』という最も影響を受けやすい時期に、もっとも大きな威力を発揮するfactorこそ、『メディア』なのである。その時期に、ふとした気持ちで「不良ドラマ」などを見てしまうと、『タバコ』に手がいき、「学園系ドラマ」などを見てしまうと、『オシャレ』に手がいくようになる。これがヒートアップしてしまうと、『麻薬』『シンナー』などに、あるいは、『過度な自意識過剰』『整形』などに手が出るのである。前者は明らかに犯罪であり、それで人生を台無しにするものも数知れずいる。そのため、大抵、「いじめ」が起きるのも、「自意識過剰」になるのも、思春期の時期のはずだ。
(迷惑な話だ。以前、御茶ノ水駅でトイレの手洗いを使おうと思ったとき、高校性が髪の毛をいじって数分間も陣取ってやがる。蹴飛ばして『退け』と言おうと思ったほどだ。お前の仕事は勉強、気分は俳優てか)

個人的な話はさておき、ここで一つの批判を受ける可能性がある。
『たしかに、あなたのいうように、思春期は影響を受けやすいだろうし、メディアに影響されるかもしれない。だが、それが「メディアが価値観の最大の因子」とはならないはずだ』
・・・たしかに、今の説明だけでは、メディアの影響が分かっても、それが『価値観を変化させている』とは考えられないだろう。もちろん、本題はこれからだ。

メディアが日本人の価値観を創っているとはどういうことか。思春期は影響を受ける時期であり、心身ともに変化することになんら問題はない。それは世界中誰でも同じだ。だが、もしこれらの変化が、「無意識」のうちに行われていたらどうだろうか。大抵の人は、若い時の影響を一生受けることになるのだ。そのため、それが自らの脳を使って、経験を基につくられた価値観=解であるならば問題ないのだが、それが『メディア』によってつくられた価値観=解ならば、それは大問題なのである。

では、どのようなメディアが影響を与える因子になるのか。例えば、『芸能人』は多大な影響力を持っている。これは芸能界における「力」だけでなく、人々の価値観に影響を与える「力」という意味においてもだ。その根拠は巷を歩けばすぐに分かる。髪型を染めるのはX・JAPANの影響だろうか、GLAYの影響だろうか、たしかにこれらの影響も大きいだろう。だが、やはり、10代で髪を染めているのはジャニーズや若い俳優の影響が大きい。そして、それをカッコいいと「認識」する女性が多いのも増える原因になっている。だが、その「認識」の基準はあくまで「芸能人」あっての認識であり、それ以外のなにものでもない。即ち、日本のメディアと中国のメディアが異なれば異なるほど、価値観も変わってくるだろう。・・・これが事実と裏付けるデータはあるのか?という質問はナンセンスだ。無から髪の毛を染める行動は生まれない。無ならば、判断基準は全員異なるはず。しかし、現実はどうだ。なぜ、同じような服に興味がいき、同じような口調が流行するのか。

結論
人々が普段『素敵』『かわいい』『普通』と思う感覚と言うのは、決して自分の経験談だけで構築されたものではなく、メディアの影響と言うものを多大に受けているということが現実としてある。(腰パン、酒を飲まなくなった、KYという言葉、紅白離れ・・・すべて同じこと)

これが分かると、なぜ日本人が海外に出たくないか、流行に流されやすいか、英語に興味がないか・・・などの理由も分かる。それは、多少失礼な言い方になるかもしれないが、日本にでている俳優、芸能人は皆、『海外で活躍しておらず、ファッションは流行に乗っており、英語をしゃべらない・・・』からではないだろうか。

もし、10代の俳優が英語ペラペラで、海外で活躍していれば、日本人の多くは、それを『かっこいい』と無意識のうちに認識し、いつの間にか世界にでていきたいと思うような『解』が構築されていくことだろう。全ては『メディア』なのだ。メディアこそ、最大の薬であり、最大の毒なのである。

欧米人の間で日本人を一言で表すと『インスクルータブル』(よくわからない)であるそうだが、この論調に惑わされてはならない。これは全て後天的に『インスクルータブル』になっただけであり、いたって「ミステリアス(魅力的)」な人種である。・・・だからこそ、メディアはもっとレベルアップしてもらいたい。
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