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テロリストの気持ち

2014年08月17日(日) 17:41

911、ボストンマラソン・テロ、ロシア、シリア、イラク、イラン、イスラエル・・・テロリストたちと共存する世界は世の中にたくさんある。私はずっと、彼らのような残虐な人々を理解することはできず、とんでもない輩だと認識していた。だが、彼らが行動を起こす理由は分かる。決して、ジェノサイドや民間人の殺人を理解する気はないが、なぜ、そのようなことをするのかは分かる。その根幹にある気持ちは

『「度の超えた憎しみ」の復讐心』

だと考えられる。たとえば、しばしば言われるように、成功している人というのは、過去に大きな挫折を味わい、大きな怒りを持ったことが、モチベーションに火をつけ、結果的に成功したという人が多い。経営者に限らず、政治家や宗教家、ソーシャルビジネス、NGOのトップなども、過去に大きな怒りを持ち、その反動で行動力を高めたケースをしばしば聞く。むしろ、そうでない人をあまり聞いたことがない。今現在、マサチューセッツ工科大学で教授職を歴任し、メディアラボのナンバー2の座にいる『石井裕氏』は、プロフェッショナル仕事の流儀という番組の中で、『若い頃味わった屈辱が今の私の原動力』と話している。そのくらい、怒りのエネルギーは巨大だ。

さて、話をテロリストに戻すが、今述べたように、怒りを持つだけで、エネルギーがもたらされる。さらに大きな怒りになると、とんでもないエネルギーがもたらされ、結果として成功する。しかし、『憎しみとも言える怒り』まで来てしまうと、個人への復讐、社会への復讐という危険な方向性に行ってしまうことがある。テロリストの中には、小さい頃に、親や兄弟が目の前で殺されたり、大切な友達を殺された過去を持つ人がいる。このような人々が憎しみをもち、復讐心を持つことは理解できる。(例:家族を殺された遺族が、犯人に死刑を望むのは自然な反応であり、法律がなければ殺しているのも自然だ)

おそらく、そのような過去を持つ人々が、復讐の気持ちを一つにして集まったのが、テロリストだと考えられる。仮に家族が殺されていなくても、自分の信仰心を強烈に否定されたり、侮辱されたりすることも、大きな憎しみを買う原因になる。もちろん、そこで生まれた強烈な憎しみを「良い方向」に持っていく人々もいる。おそらく、資産10億ドルを超えるビリオネアの多くは、そのような人々だろう。私が思うに、テロリストグループのトップが、仮にビジネスの場で勝負をしていたら、今ではフォーブス500に入る大企業の会長になっていたと思う。そのくらい、怒りの感情から生まれたエネルギーは大きいもので、史上稀に見る大成功者や、史上稀に見るジェノサイドを引き起こす指導者を生む。

この事からもわかるように、「不平等な事」や「差別」などを放置することは、長期的に多くの成功者と、多くの犯罪者を生む。ジェノサイドによる悲劇の歴史の多くは、一方的な資源を持っていたものに対する恨みから起こっている。そして、虐殺された遺族が新たに憎しみをもち、このサイクルは決してなくならない。世界で起きているテロの首謀者たちも、大きな差別・迫害を受けてきた人たちである可能性が高い。その点から言うと、今現在、シリアで起こっている内戦における被害者、マレーシア航空機を墜落させられた犠牲者の遺族、ガザで殺された民間人の遺族・・・今、現在進行形で、憎しみを心に持つ人たちがたくさん生まれてしまっている。いつの日か、彼らが復讐をする日が来る可能性は誰も否定することはできない。だからこそ、差別や排除を見過ごしてはならないのだ。ここはとてもデリケートな部分であり、長期的に大きな不幸につながる。

ここで問いたいことは、過去に受けた迫害から生まれる憎しみを『流すべきか』『発散すべきか』と問われた場合、あなたはどっちを選択するだろう。私は彼らの気持ちを考えれば、とてもではないが、安易に『流せ』とは言えない。テロリストにも背景がある。彼らを100%の悪とみなすことは、生涯、争いをこの世から無くすことは不可能だろう。少しでも、これらを無くすためには、彼らの気持ちを聞き、何が彼らに不満をもたらせたのか、を理解し、場合に応じて、関係者が大きな謝罪の意を表明することが大事だと考えられる。国連は本来そのような活動を積極的にすべきであり、『遺憾の意の表明』をしているだけでは、一生この悲劇はなくならない。
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