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失敗は明日のための経験

2012年04月29日(日) 11:14

先日、本屋に行ったら『失敗の本質』という本をはじめ、多くの『失敗とは何か?』を説いている本が店頭に並んでいたが、私自身もこの言葉については常に考えている。以前、ワタミの渡辺美樹社長が『失敗とは明日のための経験』と言っていたが、私も共感する。そもそも、失敗に対して保守的になりすぎているムードがあるように思えてならないが、失敗するからこそ、成功があるのではないだろか。だが、その前に大きな前提を述べさせていただきたい。現段階で私が思うことは、失敗とは3つに分かれていると思う。

1つ目の失敗は『努力したうえでの失敗』
2つ目の失敗は『努力しなかったうえでの失敗』
3つ目の失敗は『ヒアリハット』

これら3つの失敗のうち、渡辺氏のいうような『明日のための経験』に直結する貴重な経験になるものは、1つめと3つ目である。なぜならば、1つめの失敗は、本人が『準備を重ね』『リスクを最小限に抑え』る努力をしたうえでの失敗であるため、必ず、失敗したときには、その原因が明確になるからだ。つまり、

『なるほど、だから失敗したのか。よし、次は成功につなげるぞ』

というポジティブな前進につながるのだ。また、3つ目のヒアリハット(人間である以上、時折犯してしまうミス)にしても、1度やってしまった痛い思いは、二度と繰り返さなくなるため、

『早く失敗しておいてよかった。二度とこんなミスはしないぞ』

というポジティブな前向きな向上につながる。

だが、2つ目の失敗に関してはまったくその意味合いが異なる。なぜならば、この失敗から反省点は生まれないからだ。必死になって努力したうえでの失敗は悔しいため、本人は

『この野郎、なんで失敗したんだ。クソ』

となって原因究明する。一方で、なにも準備をせずに失敗してしまった場合、本人には『悔しさ』よりも、上司に怒られたことへの『怒り』や、同僚よりも出来が悪いという『ショック』さを感じるだけで、なにも生産的な価値(次への成功)は生まれない。すなわち、前者2つが『健全な怒り』であるのに対し、後者は『不健全な怒り』を発生させてしまうのだ。健全な怒りからは『努力』『向上する気持ち』が芽生えるが、不健全な怒りは『酒飲み』『誰かに怒りを当てる』『恨み』などのネガティブな結果しか生まない。少なくとも私は、怒りを理由にして酒を飲んだことは一度もないし、人や物に怒りを当てたこともほとんどない。(医学的にも、酒でストレスを消そうとするのは逆効果であることは証明されている)

さて、ここまで『失敗』についての私の考えを簡単に述べてきたが、日常を見渡してみると、これら3つの失敗のパターンのいずれかを見事に体現されている方が多いことに気付くだろう。私も時折2つ目の愚かなミスをしてしまうこともあるし、3つ目のミスをしてしまうこともある。だが、9割以上は1つめのミスに抑える努力はしている。ちなみに、私が今月犯した失敗は以下の通りだ。これは私自身のために挙げている。

・器具の準備を覚えていなかった

・気が利かなかった

・先生の説明を一時的にぼんやりと聞いてしまったため、誤った取り扱いをしてしまった

・確認のし忘れにより、家に財布を2回も置き忘れにしてしまった(40分早く家を出ているため、家に取りに行く時間は十分にあったが、2度も同じミスをするのは確認不足にもほどがある)

・ひげを3度もそり忘れた(3度目の正直と言わざるを得ない)

・一つのことに集中してしまい、その他の大切なことを忘れてしまっていた

・先生の言った大切なことを聞きのがしてしまった(マスクをしたうえでの小さな声であるが、聞き逃した私に責任があるのが大学の方針。その後、かなり叱られたが、先輩に教わった)

・超音波洗浄液を素手で触ってしまい、小指の皮膚が剥がれ、出血した

財布を忘れる、ひげのそり忘れというのは、ありえない初歩的なミスであり、私個人も痛烈に自己批判することとなったが、家を出る前に確認するポイントを挙げ、毎回チェックすることを義務化してからはなくなった。

・・・

おそらくこの1か月で100回くらい怒鳴られたと思う。その中には不愉快極まりないもの(価値観の否定、人間性の否定、見下された態度など)もあったが、その多くは私に責任があることだと考えられるため、少なくとも80回くらいの価値ある経験をさせていただいたことになる。私は失敗した回数及び怒鳴られた回数をデータ化し、机の前に貼っているのだが、このグラフが右肩下がりになることを目標とし、次への向上に努めたいと思う。来月からは自分で患者に対応することになるため、より一層の試練の壁が無数に出てくるだろう。そのプロセスの中で勉強会の主催及び演奏会、懇親会などを開いていくため、とてもハードな日々になることが今から容易に予測できる。少なくともいままで経験したことのない『意思決定』『挑戦』『行動力』が必要になってくるだろう。覚悟せねば。そして、準備せねば。


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